
西国第三十二番札所の繖山(きぬがさやま)観音正寺(かんのんしょうじ)は 最難所の一つとして有名なお寺です。 現在は山頂まで有料登山道を車で上がることができるので 少しの山道を登ることで観音正寺にたどり着きます。 三十一番の長…
西国第三十一番札所の姨錡耶山 長命寺 (いきやさん ちょうめいじ) は 十二代景行(けいこう)天皇の御代にさかのぼる古い歴史のお寺です。 長寿の大臣武内宿彌(たけのうちすくね)が、この山に登り 「寿命長遠諸願成就」の文字を柳の巨木…
西国第二十一番札所の菩提山 穴太寺(あなおうじ)は奈良時代末期、 慶雲二年(七〇五)の文武天皇の御世に大伴古磨によって創立されました。 「今昔物語集」所収の説話では 昔、丹波国桑田郡の郡司をしていた男が、都の仏師に依頼して 聖観…
西国第九番札所 興福寺は、天智天皇8年(669)に 藤原鎌足が造立した釈迦三尊像を安置する為に、夫人の鏡女王が 京都山科の私邸に建てた「山階寺(やましなでら)」が始まりです。 710年に藤原不比等が平城京遷都にともない、寺を移転し…
西国三十三カ所第十八番札所の紫雲山 頂法寺は 「六角さん」の名前で、昔から京の町の人々に親しまれてきました。 創建以来、数度の火災にあった六角堂は、何度も再建され、 現在の建物は明治10年(1877年)の建造物です。 …
西国三十三カ所第二十四番札所 紫雲山 中山寺(しうんざん なかやまでら)は 聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場です。 安産の観音様としても有名で、全国から安産を祈る人たちが腹帯を授かりにきています。 安産だけでなく子…
西国三十三カ所 槇尾山 施福寺(まきのおさん せふくじ)は 標高530メートルの位置にあり、西国三十三カ所の中でも屈指の難所です。 弘法大師空海が施福寺の高僧「勤操」を慕って訪れ、剃髪得度したお寺だそうです。 ここから登ってい…
西国三十三カ所 風猛山 粉河寺 (ふうもうざん こかわでら)は 奈良時代末に紀伊国那賀郡に住む 猟師大伴孔子古が 地面に光を放っている場所を発見し、その場所に庵を建て、 そこへ童行者が現れ、千手観音像を刻み立ち去ったという云われがある…
西国第二番札所の紀三井山 金剛宝寺は紀三井寺という名で知られています。 紀三井寺は、紀州にある、三つの井戸が有るお寺ということで 名付けられたといわれています。 境内には、清浄水(しょうじょうすい)、楊柳水(ようりゅうすい)、 …
西国第一番札所の那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)は、インドの僧、裸形上人が 那智大滝において修行を積み、瀧壷で観音菩薩を感得し、 本尊として安置したのが始まりと伝わっています。 那智の滝の「那智」は、サンスクリット語のナティー(川…