
醍醐寺は聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、 醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まる。 准胝堂の創建は、貞観18年。醍醐寺開山、聖宝理源大師が開山のおり、…
西国第十二番札所 岩間山 正法寺は、養老六年(722年) 加賀の白山をも開いた泰澄大師が第四十四代女帝元正天皇の 三十三歳の大厄の病を法力により治した褒美として建立したことに始まる 元正天皇の勅願寺院です。 本尊の観音像は、人々…
補陀洛山 (ふだらくさん)総持寺(そうじじ)には亀の恩返しの伝説があります。 開基藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を捕らえているのを見、 「今日18日は観音様の縁日だから」と言って、亀を買い取って逃がしてやった。 その日の夜、…
西国第二十六番札所 法華山 一乗寺は天竺(インド)から紫の雲に乗って 飛来したとされる法道仙人の伝説のお寺です。 紫の雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来、播州賀茂郡(兵庫県加西市)に 八葉蓮華(8枚の花弁をもつハスの花)の形をし…
西国第二十七番札所 書寫山 圓教寺は西国霊場の最西端で 「西の比叡山」と呼ばれる大寺院です。 康保3年(966年) 性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれ 六根を浄められるという六根清浄の悟りを開いたという。 映画「…
西国第二十九番札所 松尾寺(まつのおでら)のある青葉山は標高699mで 古くは修験道の修行の山で若狭富士とも呼ばれていました。 和銅元年(708年)に威光上人が青葉山中の松の大樹の下で修行していたところ 馬頭観音像を感得し草庵を結…
西国第二十八番札所 成相山 成相寺は境内から 日本三景の一つ「天橋立」を一望できる成相山の山腹にあり 慶雲元年(704年)に真応上人が創建したと伝えられています。 本尊は「身代わり観音」や「美人観音」としても有名です。 入口…
西国第十七番札所 補陀洛山 六波羅蜜寺は天暦5年(951) 醍醐天皇第二皇子光勝、空也上人により開創されました。 当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、 御仏を車に安置して市中を曵き回り、青竹を八葉の蓮片の…
西国第七番札所の東光山 岡寺は、663年天智天皇の勅願によって 義淵僧正が建立したと伝えられています。 岡寺は正式には「龍蓋寺」と言い、飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた「悪龍」を、 義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大き…
西国第六番札所の壷阪山 南法華寺は大宝3年(703)年に元興寺の僧、 弁基上人がこの山で修行していたところ、愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、 感得した観音像を刻んでまつったのが始まりといわれています。 平安の昔より多くの人々に眼…