20Aug

西国第二十六番札所 法華山 一乗寺は天竺(インド)から紫の雲に乗って
飛来したとされる法道仙人の伝説のお寺です。
紫の雲に乗って中国、百済を経て日本へ飛来、播州賀茂郡(兵庫県加西市)に
八葉蓮華(8枚の花弁をもつハスの花)の形をした霊山を見出したので、
そこへ降り立ち、法華経の霊山という意味で「法華山」と号したという。
法道仙人は神通力で鉢を飛ばし、米などの供物を得て多くの貧しい庶民を
救ったことから「空鉢仙人」と呼ばれるようになったそうです。
石段を登り本堂に向かいます。
石段を登り、振り返ると国宝の三重塔が見えます。
承安元年(1171年)の建立で、日本最古の塔の一つです。
鐘楼です。
現在の本堂は四代目で、元和元年の焼失によって、寛永5年に
姫路藩主本多忠政にて再建されました。
一乗寺のびんずるさん
本堂から見下ろす三重塔と常行堂。
本堂裏手には鎮守社の護法堂。
行者堂。
弁天堂と妙見堂。
参拝し、御朱印をいただいて入口まで戻ってくると
大きな杉の木があるのに気づきました。
一本の木は、数年前に、雷が落ちたそうです。
木肌は浮いてしまっていましたが、すごいパワーを感じました。
法華山 一乗寺の案内
〒675-2222
兵庫県加西市坂本町821-17
入山料:500円
駐車場:乗用車300円
電車:姫路駅から一乗寺経由 社(やしろ)行きにて「一乗寺」で下車
車:山陽自動車道 加古川北ICより5km10分
中国自動車動 加西ICより12㎞28分