15Jun

西国三十三カ所第二十四番札所 紫雲山 中山寺(しうんざん なかやまでら)は
聖徳太子が建立したとされる日本最初の観音霊場です。
安産の観音様としても有名で、全国から安産を祈る人たちが腹帯を授かりにきています。
安産だけでなく子授け、育児祈願にやってくる人も多いので
境内は小さな子連れのかたや妊婦さんがたくさんで、他のお寺とは
ちがった賑わいがありました。
阪急電車「中山観音」駅を降りるとすぐに参道があります。
中山観音駅 (なかやまかんのんえき) は2013年12月に
旧駅名の中山駅(なかやまえき)から改称されました。
参道を抜けると山門が見えてきます。
山門の仁王像の柵にはたくさんの「わらじ」が掛けられています。
山門を入ると両側に、綺麗な紫陽花が咲いていました。
本堂へ続く参道にある「普賢菩薩」「虚空蔵菩薩」
石段を上り本堂へ向かいます。
中山寺はお寺には珍しく、エスカレーターがあります。
安産や子育て祈願のかたが多く参拝されているので、ベビーカーで
小さなお子さんを連れてるかたも多く、階段が辛いのを配慮されてるんでしょうか。
鐘楼です。
本堂に着きました。
カラフルな彩色による装飾で覆われています。
中山寺の「びんずるさん」です。
悪いところをさすると治るといわれている「びんずるさん」ですが
ここは安産祈願で来られるかたも多いので「よだれかけ」が奉納されていました。
本堂のお参りを済ませて横に回ると「亥の子地蔵」があります。
観音茶屋があったので、休憩して「みたらし団子」をいただきました。
休憩して汗も引いたので、境内を散策し、「五百羅漢堂」へ入ってみました。
凄いです!!
釈迦如来像の周りに、羅漢さんが所狭しと並んでおられます。
七百体以上も祀られているそうです。
羅漢堂の天井です。
色鮮やかで美しいです。
そして次は「閻魔大王」
怖いお顔で真ん中にお座りになっています。
中山寺は色鮮やかな色彩の建物が多いお寺でした。
参拝者も子供連れのかたが多く、西国三十三カ所めぐりのかたは、あまり見当たりません。
納経所も空いていました。
(たまたまかもしれません)
紫雲山 中山寺の案内
〒665-0861
兵庫県宝塚市中山寺2丁目11-1
拝観料:無料
駐車場:無し(近隣に有料パーキングあり)
電車:阪急「中山観音」駅から徒歩1分
JR「中山寺」駅から徒歩10分