24Aug

補陀洛山 (ふだらくさん)総持寺(そうじじ)には亀の恩返しの伝説があります。
開基藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を捕らえているのを見、
「今日18日は観音様の縁日だから」と言って、亀を買い取って逃がしてやった。
その日の夜、高房の子・山蔭は、継母の計略で船から川に落とされてしまった。父の高房はこれを悲しみ、観音に祈ったところ、高房が助けた亀が、
山蔭を甲羅に乗せて現れたという。
高房の没後、山蔭が報恩のため観音像を造立し祀ったのが当寺の起源だという。
~ウィキペディアより~
山門の手前、亀が背中に「総持寺」を背負っています。
立派な山門(仁王門)です。
広々とした境内の正面に本堂が見えます。
鐘楼の鐘は、つくことができます。
亀の伝説のお寺らしく、閻魔堂を囲む池には亀がいました。
閻魔堂の土台も、亀の形になっています。
見事な錦鯉もたくさんいます。
総持寺の境内のびんずるさん。
総持寺は料理信仰、包丁の寺としても有名です。
藤原山陰は、本尊像立に際し千日間に亘り料理を御供えした縁により
包丁道の祖として祀られています。
毎年、箸と包丁だけでさばく伝統の儀式「山蔭流包丁式」が行われ
活け作りが奉納されます。
料理技術の上達を願う料理人もたくさん参拝されるそうです。
包丁塚もありました。
総持寺には、薬師如来、地蔵菩薩、不動明王、弘法大師、稲荷大明神、
如来荒神など多くの仏様や神様が祀られています。
鎮守社(大黒天・弁財天・青面金剛)
不動明王堂
ぼけ封じの普悲観音
五社稲荷大明神
荒神社 如来荒神
総持寺は、ペットの納骨供養もされており、参拝した日はペット供養があったようで
たくさんの参拝者が来られていました。
補陀洛山 総持寺の案内
〒567-0801
大阪府茨木市総持寺1-6-1
入山料:無料
駐車場:有(500円)(普通車のみ)
電車:阪急京都線 総持寺駅 下車5分
車:名神高速茨木ICから国道171号線を京都方面へ
西河原交差点を右折後一般道を南下