31Aug

西国第十二番札所 岩間山 正法寺は、養老六年(722年)
加賀の白山をも開いた泰澄大師が第四十四代女帝元正天皇の
三十三歳の大厄の病を法力により治した褒美として建立したことに始まる
元正天皇の勅願寺院です。
本尊の観音像は、人々を苦しみから救うために、毎晩136の地獄を巡るので
全身から汗を出すといわれ、「汗かき観音」とも呼ばれています。
また「ぼけふうじ観音」としても広く慕われています。
駐車場から少し歩くと鐘楼と、ぼけ封じ観音さまがあります。
そのまま進むと仁王さんがお出迎え。
岩間山 正法寺には山門は無いようです。
太子堂。
大きな銀杏の木の元に稲妻龍神社。
松尾芭蕉が「古池や蛙飛び込む水の音」と詠んだ池と伝えられている蛙池。
蛙池の横の不動堂。
岩間山 正法寺の本堂です。
お守りやグッズが販売されています。
岩間山 正法寺のびんずるさん。
本堂の奥には西国三十三ヵ所霊場のお砂踏み場があります。
八大龍王堂。
さらに奥へ進むと「奥宮神社」への山道へ。
せっかくなので行ってみました。
途中、黒猫ちゃんに遭遇。
人馴れしているのか、写真を撮らせてくれました。
山道を20分ほど歩いて奥宮神社に到着。
奥宮神社の展望台からは琵琶湖が一望できるとのことでしたが
お天気があまり良くなかったのと、展望台から見渡す視界の木々が
大きく育っていて、あまり良い景色は望めませんでした。
来た道を戻り、御朱印をいただいて醍醐寺へ向かいました。
岩間山 正法寺の案内
〒520-0869
滋賀県大津市石山内畑町82
入山料:300円
駐車場:有 (毎月17日のご縁日には駐車場がシャトルバス専用となります。)
電車:JR石山駅下車京阪バス52・53・54系 中千町下車 歩50分
毎月17日のみ山上まで直通バス
車:名神 瀬田東ICから約15分