31Aug

醍醐寺は聖宝理源大師が貞観16年(874)に上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、
醍醐水の霊泉を得、小堂宇を建立して、准胝、如意輪の両観音像を安置したのに始まる。
准胝堂の創建は、貞観18年。醍醐寺開山、聖宝理源大師が開山のおり、
柏の霊木から准胝観世音菩薩を彫り、その柏の木があった場所に
お堂が建てられたのが最初とされる。
上醍醐 准胝堂は西国三十三ヶ所霊場中最大の難所なのですが
平成20年8月の落雷が原因による火災によりお堂が焼失したため、
現在は醍醐寺(下醍醐)の旧大講堂を下醍醐観音堂として准胝観音が安置され、
御朱印もいただけます。
西大門 (仁王門)です。
西大門から金堂に続く道です。
醍醐寺の本尊薬師如来坐像が安置されている金堂。
国宝の五重塔。京都府下最古の木造建造物だそうです。
鐘楼。
不動堂・護摩道場。
不動明王を中心に五体の明王がおられます。
真如三昧耶堂。
金色に輝く寝仏さんが横たわっておられました。
弘法大師・空海と、その孫弟子で、醍醐寺を開創した理源大師・聖宝とが
祀られている祖師堂。
現在の西国十一番札所の観音堂です。
こちらで御朱印がいただけます。
観音堂の横には池があり、朱塗りの弁天堂と橋がとても美しく水面に映っていました。
深雪山 上醍醐 准胝堂の案内
〒601-1383
京都府京都市伏見区醍醐醍醐山1
入山料:600円
駐車場:有 (700円)
電車:JR奈良線・六地蔵駅、京阪六地蔵駅で地下鉄東西線に乗り換え、「醍醐駅」で下車
車:名神 京都東IC