西国三十三カ所・観音霊場の巡礼旅日記

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西国三十三カ所をめぐる旅

興福寺 南円堂 西国第九番札所

西国第九番札所 興福寺は、天智天皇8年(669)に
藤原鎌足が造立した釈迦三尊像を安置する為に、夫人の鏡女王が
京都山科の私邸に建てた「山階寺(やましなでら)」が始まりです。

710年に藤原不比等が平城京遷都にともない、寺を移転し
「興福寺」と改名されました。

境内の南西に建つ第九番札所の南円堂です。
日本最大の八角円堂の南円堂は美しい朱色です。

南円堂

南円堂

頂には宝珠がそびえています。

南円堂

南円堂の横には「一言観音様」があります。
一言だけの願いを受け入れてくれるそうです。

一言観音

お百度石もあります。

お百度

こちらの「びんずるさん」は囲いの中にいらっしゃいました。
横の四角い穴から手を入れて、さするようになっています。
お顔が良く見えなかったのが残念です。

びんずるさん

北円堂が特別開扉していましたので拝観しました。
運慶作の木造弥勒如来坐像(国宝),木造無著・世親菩薩立像(国宝)などが
拝観できます。(300円)

北円堂

東金堂です。
被災、再建を繰り返し、今の建物は応永22年(1415)に再建されたそうです。

堂内には本尊薬師如来(やくしにょらい)像、日光(にっこう)・月光菩薩(がっこうぼさつ)像、文殊菩薩(もんじゅぼさつ)像と維摩居士(ゆいまこじ)像、四天王(してんのう)像、十二神将(じゅうにしんしょう)像が安置されています。

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応永33年(1426)頃に再建された五重塔。

五重塔

再建中の中金堂。
平成30年に完成のようです。
また訪問したいと思います。

中金堂

中金堂

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境内には、たくさんの鹿がいます。

南円堂

近鉄奈良駅から興福寺に向かって歩くと、「鹿せんべい」が売られています。
売店の前には、鹿が待ち構えていました。

南円堂

鹿せんべいをもらえるので、寄ってきます。

興福寺 南円堂の案内

〒630-8213
奈良市登大路町48

拝観料:東金堂 300円
    興福寺国宝館 600円
駐車場:有(有料,バス8台・普通自動車67台)

電車:近鉄奈良駅下車徒歩5分

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