5Aug

西国第七番札所の東光山 岡寺は、663年天智天皇の勅願によって
義淵僧正が建立したと伝えられています。
岡寺は正式には「龍蓋寺」と言い、飛鳥の地を荒らし農民を苦しめていた「悪龍」を、
義淵僧正がその法力をもって池の中に封じ込め大きな石で「蓋」をし
改心をさせたことからその名が付いたと伝わっています。
また日本最初の厄除け霊場としても知られています。
仁王門です。
仁王門を入り、石段を登って本堂に向かいます。
本堂手前にある鐘楼。鐘をうつことができます。
本堂に祀られている如意輪観音座像は日本三大仏にもあげられており、
重要文化財に指定されています。
塑像(土でできた仏像)としては日本最大の仏様だそうです。
(堂内は撮影できません)
東光山 岡寺の、なで仏「びんずるさん」
本堂の西側の開山堂。
阿弥陀三尊さまが安置されています。
太子堂。
弘法大師さまが四国の地を巡り修行していた頃の「修行大師像」がおられます。
帰りに石段を降りるときに、右手にある大きな「さるすべりの木」に
たくさんの花が咲いていました。
龍蓋寺は、春にはシャクナゲの花約3000株が咲き誇り、
秋には紅葉も美しいお寺です。
今回は真夏に参拝したので、お花は「さるすべり」しか見られませんでした。
また花の美しい季節に参拝したいと思います。
東光山 岡寺 (龍蓋寺)の案内
〒634-0111
奈良県高市郡明日香村岡806
入山料:一般:300円 高校生:250円 中学生:150円
小学生以下のお子様は無料
(平成26年8月現在)
※平成27年12月1日より入山料を改定
駐車場:民営駐車場有 約50台(500円)
電車:近鉄「橿原神宮前駅」東口から奈良交通バス岡寺前行き16分
岡寺下車、徒歩10分
※近鉄 岡寺駅には、バス・タクシーなどはありません。
(徒歩で1時間弱かかります)