8Jun

西国三十三カ所 風猛山 粉河寺 (ふうもうざん こかわでら)は
奈良時代末に紀伊国那賀郡に住む 猟師大伴孔子古が
地面に光を放っている場所を発見し、その場所に庵を建て、
そこへ童行者が現れ、千手観音像を刻み立ち去ったという云われがあるお寺です。
童行者は千手観音の化身だったのですね。
美しい朱塗りの大門です。
大門の右側から車で入ることができます。
大門をくぐると茶店の右奥に駐車場があります。
誰もいないときは、帰りに茶店で料金を支払います。(500円)
カラフルな粉河寺の案内図。
石畳を 粉河寺本堂へと向かいます。
釈迦の足跡を石に刻んだ仏足石(ぶっそくせき)
綺麗に刈り込まれたウバメガシ。面白い形です。
中門が見えてきました。
「風猛山」と書かれています。
本堂手前にある石組みの粉河寺庭園
本堂に到着しました。
天井までたくさんの千社札が貼り付けてありました。
粉河寺にも「びんずるさん」がいらっしゃいました。
悪いところを摩って「良くなりますように」とお願いします。
本堂の横には六角堂と鐘楼。
粉河寺では鐘をつくことができます。(50円)
本堂の東側には粉河町指定自然保存木の大きな楠木がありました。
寺伝によると「光仁天皇(宝亀元年、西暦770年)の頃、大伴孔子古は
この木に踞して下を通る鹿などを・・・・・」と記されています。
粉河寺に参拝する人々を、ずっと見守ってくれているように感じました。
風猛山 粉河寺の案内
〒649-6531
和歌山県紀の川市粉河2787
拝観料:無料(本堂内陣500円)
駐車場:500円
電車:JR和歌山線粉河駅下車 門前町徒歩15分
バス:JR阪和線熊取駅下車 粉河行乗車45分