7Jun

西国第一番札所の那智山 青岸渡寺(せいがんとじ)は、インドの僧、裸形上人が
那智大滝において修行を積み、瀧壷で観音菩薩を感得し、
本尊として安置したのが始まりと伝わっています。
那智の滝の「那智」は、サンスクリット語のナティー(川)から来ているそうです。
那智山 青岸渡寺は本堂のすぐそばまで車で行くことができます。
電車の場合は、460段以上ある石段を登って山門をくぐります。
今回は車で行ったので、山門を上から見下ろす形に・・・
雨が降っていたので、石段を登らずにすんだのでほっとしました。
こちらが天正18年に豊臣秀吉が再建した本堂。
国の重要文化財です。
本堂の横には水子堂と鐘楼があります。
那智の大滝を背に美しい三重塔が!
お天気が良ければ、もっと綺麗に撮れたんでしょうが、もやってます。
でも、しっかり3本に分かれて流れる滝を見ることができました。
三重塔へは、入場料300円で中に入ることができます。
大黒天堂には那智の七福神が祀られています。
青岸渡寺は明治初年の神仏分離以前は「那智の如意輪堂」と呼ばれていました。
本堂のすぐ横には熊野那智大社社殿があります。
那智山は、神仏習合の聖地として平安時代末期から鎌倉時代にかけて
「蟻の熊野詣」と呼ばれ、多くの人がお参りしています。
熊野那智大社にもお参りしてきました。
平重盛の手植えと言われる御神木の楠。
根元に大きな空洞があり、くぐって護摩木を出口で納める「樟霊社の胎内くぐり」
那智山 青岸渡寺の案内
〒649-5301
和歌山県東牟婁郡 那智勝浦町大字那智山8
拝観料:無料 三重塔:300円
駐車場:有
※通行料800円の防災道路(マイクロバス以上の大型車除く)を通れば、青岸渡寺のすぐ隣の駐車場に止めることができます。
紀伊勝浦駅から熊野交通路線バス「那智山行き」で、約30分 徒歩15分